【出演】池城美菜子、さやわか、鹿野淳、田中宗一郎、豊田圭美(あいうえお順)
(全チケット3種類)
▶パート1&2通しチケット¥4,000配信時間パート1 15:00〜17:30(予定)【ホスト】田中宗一郎:池城美菜子×さやわかパート2 18:00〜20:30(予定)【ホスト】豊田圭美:鹿野淳×田中宗一郎
▶パート1のみチケット¥2,500配信時間15:00〜17:30(予定)
▶パート2のみチケット¥2,500配信時間18:00〜20:30(予定)
 
今現在、メディアや批評家の行動/言論の在り方を大きく規定しているのは、SNS以降に加速度がついたアテンション・エコノミーと、それに紐づいたグーグル・アドセンス的な広告モデルだと言っていい。それによって形成された、いまだ根強い「バズった者勝ち」という価値観は、炎上やキャンセルをはじめとした様々なひずみを生み出し続けている。一方、そんな「数の論理」に対抗する試みとして近年注目を浴びているのは、会員制/サブスクリプションといった少数の熱心な支持者を囲い込む戦略だ。そんな二項対立の図式が出来上がる中、2021年7月に開始されたthe sign podcastは、そのどちらとも違うオルタナティヴを模索する試みとしても始まった。メディアを媒介とした開かれたコミュニティの理想的な在り方にはどのような形があり得るのか? そこにおけるメディアと批評家の収益の分配や著作権の扱いはどうあるべきなのか? あるいは、発信者に求められる役割と倫理とは? メディア産業の第一線で活躍するライター/編集者/経営者を登壇者に迎え、これからの批評とお金の関係、そしてそこで求められるシステムと倫理について考える。